Diary

光と共に
-わたしのいるべき場所-

2009年6月

2009.06.21

パーカッション ライブ

昨日、石井造園株式会社の倉庫の中で

パーカッションライブを行った。

会社のCSR報告が主だったが、本当に多くの方が来て下さり

大盛況のうちにおわった。

 

石井造園とはいろいろな繋がりがあり

まさしく、この不思議な「縁」が今回の仕事につながった。

 

昨年11月の東慶寺でのリサイタルに石井社長が来て下さり

その直後に、今回の演奏の話を頂いた。

 

「造園会社」と聞いて、まず私の脳裏に浮かんだ光景は

緑のひろーい庭にたくさんの植物が植えられている図。

 

胸高鳴らせて、打ち合わせに向かった先にあった会社は・・・・・

 

なんと倉庫が主な建物。

 

「おぉぉぉぉ・・・・・想像してたのと全く違う・・・・」

 

倉庫の中に入ってみたら、

なんと私には宝の山のようにみえた。

 

たくさんの木材。はしご。石類。バケツ・・・・などなど

 

もう、うれしくてうれしくて。

 

「会場はどのようにセッティングしましょうか」

と、担当の方に聞かれ、私は即座に

「このままでいきましょう」

と答えた。それしか答えがなかった。

 

一般人からすると、造園会社はなかなか足を踏み入れられない場所。

その場所で、ありのままの状態で、ありのままの良さを

そのまま生かさずに、どうしていられようか。

 

私の頭には、もうたくさんの画がグルグルとまわっていた。

 

その中でただひとつ、自分からは言えないリクエストがあった。

 

『竹燈篭』

 

数年前に観た映画に映し出された、たくさんの竹燈篭の光が忘れられずにいた私は

「いつの日か、この竹燈篭の光の中で演奏したい」

と、ずーーーーっと思っていた。

夢だった。

 

社長と照明について話していたとき

「竹燈篭をやりたい」という言葉が首まで出かかった。

でも言えなかった。

 

そしたらなんと社長の口から思わぬ一言。

 

「竹燈篭なんてどうですか?竹は山を買い取れば手に入りますし」

 

『竹燈篭をやりたい』なんて一言も言ってないのに・・・・

 

「えっ!?いいんですか?私はずーーっと竹燈篭をやりたかったんです!」

 

ということで、竹燈篭も着々と準備が進み、

会場の照明も、社員の方々が一丸となって素晴らしい幻想的な物を作ってくださり

本当にあたたかい本番を迎えられた。

 

たくさんの方に囲まれて(区長も来てました。中田市長からもお祝いのメッセージがありました)

良い本番だった。

 

花束from石井造園.jpg

石井造園から頂いた花束。

私の大好きな花「カラー」がある!!

 

どうしてここまで心が通じるのか!!!

本当に不思議な縁である。

 

仕事だから、もうそれだけで良いのに

こんなに綺麗な花束をいただいて、恐縮しきりです。

 

石井造園株式会社を宜しくお願い致します。

 

 

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