Diary

光と共に
-わたしのいるべき場所-

2011.10.04

台風と共に・・・<その3>

20日に仙台市立中山中学校での演奏を終えた後、

すぐに山形県酒田市へ向かいました。

台風と共に北上し、どうやら山形で共に停滞するようです。。。

 

約3時間ほどで酒田市に到着し、その足で翌日行われるコンサートの開場へ。

そこで地域振興課の方と学校関係者との打ち合わせを行いました。

天井が高く、真四角の体育館。

音響も良く、明るい感じがとてもよかったです。

子ども達は床に直接座り、地域の方々はいすに座るとのことでしたので

ステージではなく、床にセッティングをすることになりました。

 

翌21日は朝から大雨。

楽器搬入も一苦労でしたが、南平田小学校の校長先生は誰よりも機敏に、

パワフルに動いてくださり、あっという間に搬入と組み立てが終りました。

 

約600人の方が集まってくださり、楽しいひと時を送らせていただきました。

児童参加型のコンサートにしましたが、

もちろんマリンバの名曲やマルチ・パーカッションの作品もいれました。

子ども達は50分間、きちんと聴いてくれていて、非常に積極的に参加してくれました。

児童の面白さに、時に開場から笑いもあふれ、なんだか温かい雰囲気の中での演奏でした。

 

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父が酒田市平田の出身ということで、

昨年東京で行われた首都圏平田会で演奏させていただいたことがきっかけで

今回のお話を頂きました。

今は亡き元会長の久松さんが、以前鎌倉で開催した私のリサイタルにご夫婦で来てくださり、

久松さんから平田会につながり、そして平田会から酒田市につながりました。

 

色々な方に目を留めていただいて、こうして演奏させていただいていることは本当に嬉しいです。

 

演奏修了後は、南平田小の校長先生・教頭先生・平田会理事の小野寺さん・地域協議会会長の富樫さん・地域振興課の伊藤さんとご一緒に、給食をいただきました。楽しいお話も多く、そんな中、教頭先生に「望さんは、私達の話していることが理解できていますか?」と、聞かれました。

昔は本当に理解できず、まるで外国に来たような気分でしたが、

みなさん気を使ってくださって、分かるように話してくださるので、大丈夫でした(笑)

地元産の食材を使った給食は、おいしかったです!ごちそうさまでした。

 

お昼をご馳走になったあとは、片付けが・・・・

と、そこに三角巾をかぶった子ども達が。

「あ、阿部さんだ!洋服着替えたの?」

目ざとい女子は、すぐさま私の衣装の違いに気付き、

対する男子は

「へぇ~。マリンバってそうやって片すんだぁ~」

と、楽器に夢中。

教頭先生がすぐさま

「やっぱり女子と男子は目の行くところが違うんだなぁ」

と、感心されていました。

子ども達は三角巾を頭にかぶり、掃除をする準備が整っているようでしたが、

その前に「昼休み」という楽しい時間があるので、

三角巾をつけたまま遊んでいるのでした。

 

最後に「阿部さぁ~ん、サインしてぇ~!」とカワイイ女子軍団が待っていました。

「えぇ~、私あんまりサインしたことないから、どーしよーかなぁ。。」

「早く!早く!ここに何か書いて!」

カワイくせがまれ、素直に名前(漢字で)とメッセージを書き渡しました。

「またねぇ!また来てねぇ!」

と大きく手を振り、先生方にご挨拶しておいとましました。

 

楽しい時間をありがとうございました。

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